傍流を辿るように

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誰が誰に書いたものか、
古いスクラップブックに破れた便箋が挟まっていました。

おおかたの植物は、光を求めて茎を伸ばす。
おそらく それは人も同じで、
光のある方を 探しながら歩く。

そんな光を求める多くの人との競争や
それに打ち克つことを あきらめて、
誰も見向かない樹海のような場所で
光を探す人がいる。

少し感情的かもしれないけれど、
極論するなら、そんな場所に 光は差し込まない。
有るとすれば、黒い河辺に咲く妖しい花。

いいかい。
そんな花には毒がある。
目を開いてよく見たまえ。
蜜を吸っているのは蝶でなく毒蛾じゃないか。

光が欲しければ、光に向かって歩きなさい。
脇道を探すのでなく、
自分に打ち克とうとすることを覚えなさい。
もうこれ以上、 、       



最後の手紙のようでした。






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この記事へのコメント

2013年05月22日 23:10
そっか・・・・。
光の射さないところにひっそり隠れて妖しく誘うものは、
たとえ美しく見えていい匂いがしたとしても、
近寄らない方が身のためってこと。

光の射すところを歩いてさえいれば、そんな偽物に出会わなくて済むと思うと、
ちょっと気が楽になります♪
とうい
2013年05月22日 23:53
Canさま

もしかしたら、いや、たぶん、
はじめから光を求めない人もいるのだと思います。
毒を餌にする蝶もいるかもしれないですし。
でも、光を求めるのならば、
光のある方向を歩かないといけないでしょうし、
どこが日陰になっているか、惑わされることも
無いように思います。
まじめか、つって。
2013年05月29日 08:47
この便箋の詩 結構ドンピシャですね。
今の職場に樹海から出てこない技術職の方がいて(。-_-。)
でも自分で光を探す気まで到達していないから
助けることは難しいと日々思います。
って、その人の来なくなった席をみながらこれ読みました。
とうい
2013年05月30日 23:15
こすみんさま

たまに、しばしば、いますよね、この業界。
技術職は常に新しい波が押し寄せてきますし、
それにうまく乗り続けないといけないですし。
ちょっと気持ちがめげて壊れてしまうこともあって。
わかるような気がします。

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